科目名 | 楽器トレーニングⅡ(Guitar) |
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担当講師名 | 市川 春行 |
学科 | アレンジ・作曲学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | 全専攻・選択 |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
声優アイドルグループプロデュース、LIVEイベント用バックBANDおよびレコーディングの実務経験があります。
授業内容
この科目では、講師の実務経験(声優アイドルグループプロデュース、LIVEイベント用バックBAND)に基づき、『打ち込み』が主流の今、『楽器、演奏に親しむ』講座です。ここでは、春学期に学んだ基礎に加え、より踏み込んだギターアレンジ、ギターアンサンブルといったものを学んでいきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
より実践的な、DEMO楽曲のアレンジの際に有効的なギターの弾き方として、バレーコードから発展させた「省略コード」の考え方とバリエーションを学び、適切に演奏に反映させられるスキルを身につけます。また、「ジャズコード」の知識も得ます。尚、履修学生が演奏したギターの入ったカバー曲または自作曲demoをこの授業の教育成果物とします。
授業計画
第1回 | 前Qの復習と必要事項の説明、半年間を通じての目標説明、ならびに質疑応答をします。 |
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第2回 | 省略コード1。チューニングの話から基本的なフォーム(右、左手)の確認、および基本リズム練習をします。 |
第3回 | 省略コード2。六本のギターの弦のうち、主に2.3.4弦を使用した「Rock」に適した省略コードを練習します。 |
第4回 | 省略コード3。六本のギターの弦のうち、主に1.2.3弦を使用した「16ビート」に適した省略コードを練習します。 |
第5回 | 課題曲「Lovin You」「Stand By Me」春学期の課題曲を譜面を確認しながら各人が省略コードを用いたリアレンジを施し、練習します。 |
第6回 | 最終リハーサル、自宅DAWで自作したオリジナルトラックに合わせた、次週の実技演奏に向けての、本番さながらの予行演習です。 |
第7回 | 各学生の自作のDAWデータに合わせた、ギター演奏による実技テストです。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
習った省略フォームを使用した、コピーではない、自分の力量に合わせたギターアレンジを施したカバーバージョンのアイデアを見ます。試験30%、平常点40%、出席状況30% | |
第8回 | FUNK 7thコード一個を用いたFUNKをテーマに、ファンキーなギター演奏を目指し練習します。 |
第9回 | BLUES 7thコード三個を用いたBLUESをテーマに、ブルージーなギター演奏を目指し練習します。 |
第10回 | ギターインスト曲に挑戦、4Qテスト課題曲でもある「パリの散歩道」の Aメロ部分の解説と練習です。全員がコードを弾きます。 |
第11回 | 課題曲「パリの散歩道」1。「パリの散歩道」のBメロ部分の解説と練習です。全員がコードを弾きます。 |
第12回 | 課題曲「パリの散歩道」2。「パリの散歩道」のA部分の解説と練習です。全体の練習もします。全員がコードを弾きます。 |
第13回 | 課題曲「パリの散歩道」3。課題曲の解説と使用するバレーコードの練習をします。更に「指弾き」「Jazzコード」の解説もします。 |
第14回 | 最終リハーサル、次週の実技演奏に向けての、本番さながらの予行演習です。 |
第15回 | 課題曲「パリの散歩道」のギターアンサンブル演奏による実技試験です。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
チームによる演奏で、基本的な伴奏形態(ローコード、バレーコード)が出来ているか?またコードとともに大切なリズムがきちんとギターを通じて表現できているか?をみます。実技30%出席30%平常点40% |