科目名 | クラシック・レパートリー研究Ⅳ |
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担当講師名 | 小野 哲也 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 4年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は主にクラシックピアニストとしての演奏活動経験を持ちます。
授業内容
ピアノ音楽の幅広いレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべきことを各々見つけ出します。秋学期は、前年度から学び続けてきた時代の流れをもう一度振り返り、今後の活動にどう繋げていくかを見つけ出します。学期の後半では、受講生の皆さんが各々テーマを設定し、全ての時代の鍵盤楽器作品から2曲を選び、演奏します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
膨大なクラシックピアノのレパートリーの中から、それぞれが専門家として何を伝えられるか、将来を見据えて各自選択する力をつけていきます。演奏技術と表現力の一致も目指します。
授業計画
第1回 | 20~21世紀のピアノ連弾(または2台ピアノ)作品からの課題曲を紹介します。 |
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第2回 | 17~18世紀の音楽を俯瞰して、演奏を通じてその特徴を復習します。 |
第3回 | 19世紀の音楽を俯瞰して、演奏を通じてその特徴を復習します。 |
第4回 | 課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第5回 | 課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第6回 | 課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第7回 | 中間試験:課題曲を演奏します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
試験の演奏では、作品への立体的な視野と、アンサンブル能力を重視して評価します。出席率:40% 試験:60% | |
第8回 | 近現代のピアノ音楽を俯瞰して、その特徴を復習します。 |
第9回 | 全ての時代の音楽を俯瞰して、過去から未来につながる音楽の普遍的意味を考えます。 |
第10回 | 受講生の皆さんが選んだ2曲について、各自設定したテーマも含めて発表します。 |
第11回 | 課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第12回 | 課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第13回 | 課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
第14回 | 課題曲のレッスン④ 各々の課題の曲目解説(2曲合計400字前後)も提出します。 |
第15回 | 期末試験:課題曲を演奏します。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
テーマ設定や演奏の創造性を重視し、演奏の完成度も加えて評価します。出席率:40% 試験60% |