2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名マニピュレートゼミⅣ
担当講師名宇田 隆志
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等キーボード
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

約20年間に渡ってキーボードプレーヤー、作編曲、またコンサートでDAW使用を併用し楽器演奏など。

授業内容

Logic Pro、Digital Performer等のDAWを使用してシーケンストラックの製作及び編曲を学習する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

将来的にキーボーディストとしてステージに立った時、マニピュレーターとしての実務を兼ねて演奏するスタイルを確立する。同時にDAWを出来る限り熟知し、作家としての能力も鍛錬する。

授業計画

第1回MIDIの基本的な作業であるクオンタイズ、ヴェロシティー、デュレーション設定の学習。
第2回オーディオデータ編集の学習。またシーケンスヴォイスカウント、クリック、セクションマーキングの作り方の学習。
第3回マイケル・ジャクソン ”スリラー”を題材に1コーラス分リズムトラックの作成。
第4回マイケル・ジャクソン ”スリラー”を題材に1コーラス分シンセバッキング、テーマ部の作成。
第5回YMO  ”ビハインド ザ マスク”を題材にし1コーラス分リズムトラックの製作。
第6回YMO  ”ビハインド ザ マスク”を題材にし1コーラス分シンセトラックの製作。
第7回クォーター末試験。生徒自身作曲による楽曲(8小節インスト曲)の発表。
中間試験評価方法・評価基準
実技50% 平常点25% 出席点25%
楽曲のデータと譜面も併せて提出し、音楽的に成立している作品か否かを見極める。
第8回サカナクション ”Ame”をを題材にし1コーラス分リズムトラックの製作。
第9回サカナクション ”Ame”をを題材にし1コーラス分シンセトラックの製作。
第10回生徒自身のインストオリジナル楽曲の製作。先ずは譜面制作とリズムトラックの製作。
第11回生徒自身のインストオリジナル楽曲の製作。バッキングトラックの製作。
第12回生徒自身のインストオリジナル楽曲の製作。テーマ部の制作。
第13回生徒自身のインストオリジナル楽曲の製作。FX等装飾音の制作。
第14回生徒自身のインストオリジナル楽曲の製作。最終データ整理と確認。
第15回クォーター末試験。ライブ形式でインストオリジナル楽曲の発表。DAWとマニュアル演奏で行うものとする。
期末試験評価方法・評価基準
実技50% 平常点25% 出席点25%
楽曲の実演と、譜面、シーケンスデータも併せて提出し、音楽的に成立している作品か否かを見極める。