科目名 | 上演Ⅲ |
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担当講師名 | 坂本 岳大 |
学科 | 声優学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は、舞台俳優としてストレートプレイやミュージカルを中心に舞台公演に出演。朗読公演なども行います。
授業内容
舞台での演技を前提として、シアターゲームやボディーワーク、開口発声訓練の基礎などをワークショップ形式の授業の中で「体験」します。同時に、実際のテキストを使って「シーンワーク」を行い、台本読解力・台詞術を高めて演技に結び付けられる事を目指します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
個人的な癖を取り除き、オーソドックスな「日本語」として台詞を喋ることができるようになることを目標とします。
また、きちんと「交流のある会話」できるように、相手の台詞を「聞き」、相手に言葉を「伝える」ことが出来る事を目標とします。
授業計画
第1回 | 自己紹介、シアターゲームを通してコミュニケーションをはかります。 |
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第2回 | 引き続き沢山のシアターゲームを通してコミュニケーションをはかりつつ、自身の五感を使っていくことを体験します。 |
第3回 | ボディーワークの基礎を教え、自身の身体について勉強していきます。 |
第4回 | 前回のワークの続き。自身の身体への意識やコントロールすることを学びます。 |
第5回 | テキスト(台本の台詞)を使って、開口発声や母音について勉強します。 |
第6回 | 引き続きテキストを使い、前回勉強したことを台詞に反映させていきます。 |
第7回 | 1クォーターで学習したことを、テキストに反映させてシーンとしてまとめます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席率や遅刻の有無、授業への積極性など、先ずは演技の実力よりも「意欲」に重点を置きます。その上で、コミュニケーション能力や台詞術の力量を評価します。出席率40%・平常点30%・試験30% | |
第8回 | テキストを使い、シーンワークの基礎を勉強します。 |
第9回 | シーンワークの基礎となる「言葉」と「交流」について掘り下げます。 |
第10回 | 先の2回で学習したことを、実際のシーンで実践してみます。 |
第11回 | 前回の続き。小返しの稽古で役と場面をより深めることを目指します。 |
第12回 | テキストから一度離れて、「即興」を行い言葉や動きを生み出すことを体験します。 |
第13回 | 前回の続き。場面の中で、自分自身の「衝動」を感じて動ける事を目指します。 |
第14回 | 今季勉強してきたことをシーンの中でまとめてみます。 |
第15回 | 業公演候補作品の読み合わせ兼、キャスティングオーディションを行います。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席率や授業への意欲、夏休みの課題レポートの内容、授業で学んだ演技に対しての力量を総合的に判断して評価します。 出席率30%・平常点30%・試験40% |